働いても働いても、貯金ができない・・・っていう人は実は多くいます。
それは収入に関係なく、約5人に1人は貯金0~100万円くらいという統計もあります。
収入が300万円でも、800万円でも貯金できている金額の割合って大差ないんですよね。
つまり、貯金ができないのは収入が少ないからではないんです。
悲しいことに、貯金ができない人は収入が上がっても貯金できるようになるわけではないのです。
なので、収入が少ないから働く時間を増やそうと思っているのであれば
まずは“お金の使い方を見つめ直すことが先”です。
働く時間を増やしてしまえば、自分自身の余裕もなくなってしまうので
ストレスから支出が増えてしまう可能性が高くなります。
そもそも、貯金ができないのは収入が少ないせいだと
脳は、どこかで思いたいんです。
自分の浪費って認めたくないんですよ・・・(^^;)
人間は誰でも、もっともらしい理由をつけるものなんです。
これから浪費の見つけ方についてお伝えします!
YouTubeで動画も見れます♩
そもそも浪費って何?支出の種類から見る浪費
浪費を見直そう!っていわれても、そもそも何が浪費なのかが
わかっていない場合がとても多いのです。
何となくはわかっていても
見て見ぬふりをしてしまうこともありますよね。
なので、まずは【支出】を4つのカテゴリーに分けて考えてみると
それぞれの支出が【浪費】にあたるのかどうか、
客観的に考えることができます。
浪費がわからないのは、
この【客観性】がなくなって【主観的】にとらえているからなので、
判断基準を作っていきましょう。
今回は時間管理のマトリクスをお金バージョンに変えたものを利用し、
緊急度と重要度を元に判断していきます。
緊急度高×重要度高=消費
日々生活をしていく上で欠かせないものの購入や使用料で、他に代用できないもの。
家賃、食費、水道光熱費、生活日用品など。
緊急度低×重要度高=投資
後々リターンが見込まれるもの
株式投資や貯蓄、スキルアップのための費用(
勉強、資格、書籍、セミナーなど)
緊急度高×重要度低=浪費
将来にわたって、あなたが得る利益・メリットが少ない支出。
必要以上の贅沢やムダな出費。
1度しか使わないもの、賭け事など
見栄、ご褒美、目的のない外食や飲み会、バーゲン、時間外手数料
みんなが持っているからといって買うもの
緊急度低×重要度低=空費
暇つぶしや、別に買わなくても良いもの。
いつでも買えるもの、単なる遊び、旅行、ダラダラ電話やネットサーフィン、
利用してないけど解約していない契約
自分の浪費を見つける方法
これら、支出のカテゴリー分けができたところで、
実際に自分の買い物を振り返ってみることが大切です。
家計簿をつけて浪費の見直しをする
というイメージを持っている人も多いと思いますが、
ここは家計簿をつけずに見直していきます。
使うものは
・レシート(クレジットカードの明細書もOK)
・箱や紙袋など
(・電卓やエクセル)
方法は
1,レシートをとにかく1つの箱や紙袋などにため込みます。
2,ある程度たまったら(1カ月とか3カ月とか長めでOK)先ほどのカテゴリー分けを目安にレシートを仕分けます。
※私は空費と浪費は一緒にまとめ、消費、投資、浪費の3カテゴリーに分けてます
3、浪費に分けられた買い物の内容がどんなものなのか、いつ、どこで買っているのかなど自分の傾向を考えます。
4、余力があれば、浪費に回った支出の金額を足してみるとどれくらいの金額使っているのかわかります。
※エクセルだと、数字を打ち込んでいくだけでその数字を【合計】すれば簡単に計算できるので楽ちんです。
毎日家計簿をつけることは大変ですので時々このように
レシートだけで自分の買い物の傾向を客観的に見てあげることで
いざ、買い物に行ったときなど、浪費かどうか考えて買う習慣がつくようになります。
何でも我慢したり、1つずつ値段をみて、少しでも安いものを買って節約したりするのって大変です。
頑張って節約しても、浪費をすれば水の泡です。
自分にとっての浪費とはなんだろう・・・ってところをまずは考えてくださいね。