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起業して初めにぶつかるのは集客ができない…という悩みがほとんどです。
集客ができなければサービスを売ることができないですし、売上がなければ生活も厳しくなります。
だからこそ、スキルや商品力を上げる以上にマーケティングが必要なんです。
効率よく集客し、サービスのご案内や告知をするためには、顧客リストを集めるところをまずは決めましょう。
リストマーケティング
DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)と言われていますが、お客様のリストが集まることによって、そのリストに対して何度でも告知などアプローチをしていくことができるようになります。
つまり、Aサービス、Bサービス、Cサービス…とサービスやイベントなどが出来上がるたびに繰り返し告知することができますし、Aサービスだけでも、限定人数を決め、サービスの提供をし終わった後に、再募集をかけることもできるわけです。
顧客リストがあることのメリットは、Aサービスに興味がなくてももしかしたらBサービスだったら気になる!という人がいるかもしれませんし、本当に熱狂的なファンはA、B、Cとどれも購入するかもしれません。
AとB、AとCの組み合わせたサービスやAの半分だけのサービスなども作れるようになるので、リストが集まるだけで、汎用性の高い活用ができるわけです。
もちろんアフィリエイトもしやすくなります。
リストマーケティングともいわれていますが、1か月に何千万と売り上げを上げているコンサルタントなどはこういった方法を確実に取り入れています。。
量より質重視
よりターゲット層に近い、濃いお客様を集めることができれば、サービスの購入率があがります。例えば300人の顧客リストがあったとしても、ターゲット層とは関係ない客層も多ければ、購入率が1%になってしまうかもしれません。3人の方に購入してもらえるわけです。
これがターゲット層にぴったりハマる50人のリストが集まり、購入率が30%となったら、15人の方に購入してもらえるということになります。
見かけ上は300人のリストの方がすごいように見えますが、実際売上げを上げられるのは後者のパターンですよね。
なので、顧客リストを増やしていくことも大事なのですが、理想のお客様により近く、濃いリストを集めることがとても重要なのです。
Instagramのフォロワーの数も、ただ人数が多くてもフォロワーの属性がばらばらだったらビジネスができないわけです。少なくてもいいから、しっかりとターゲットに合う層を増やしていくことの方が大事なわけです。
・濃いファンを増やすこと
・反応率や成約率を上げること
ここが重要なんですよね。
価格設定と売上げ
さらに売り上げを考えるときは
販売数×商品単価=売上
となります。
マネタイズが難しいとよく言いますが、漠然と価格を考えるのではなく、ここも逆算する力が必要です。
・いくら売り上げを作りたいのか
・何人の人を相手にしたいのか
・単価をどうするか
という流れで決めていきます。
例えば月30万円収入を作りたいとすると、3人の人にじっくり伝えたいとなれば、1サービス10万円のものを作ります。10人くらいに…となれば3万円のサービスになりますよね。
こうやって、ひとつずつ単価や集客人数を考えていくのです。
販売個数が3個でいいなら、成約率30%出せる人であれば、9人の人にアプローチして、できればいいかな。9人集めるために、セミナーを2回開催しようか…など、その後の動きにも目標を立てることができるのです。
漠然とやってもほしい売り上げには届きません。
何を改善すればいいのかもわからないのです。
数字で分析することは改善策を見つけるヒントがたくさん出てくるのです。
こういった数値目標を立てながら、経費がどれくらいかかって、どんな戦略でやっていくのか、どれくらいの売上げを上げていくのか、しっかり考えられるようになると、収入目標は達成しやすくなります。
漠然と始めてしまうと、だらだら時間がかかってしまったり、関係のないことに時間を割いたりしてしまう傾向が強くなります。こういったことをひとつずつ細分化して考えていくことで、やらなければならない事の優先順位も組み立てやすくなるのです。
また、融資や補助金を受ける際にも、こういったことを一つ一つ組み立てて考えている計画書があることで、審査が通りやすくなります。実のところ、私は融資のために起業したくらいですが、創業融資も持続化補助金も事業計画書の作成は一人でやっています。
こういったビジネスの本質をしっかり考えていけたからこそ、一発OKという結果に。多くの人が難しいと考えてしまうのですが、私は戦略的に考えていくことがとても好きなので合っていました。
SNSで発信しているのであれば、メルマガでもLINEでもいいので、リストを集めておきましょう。仕組み化、自動化ができるようになります。
ちなみに、リスクを考えれば、LINEとメルマガのダブル使いが理想です。
ただ、公式LINEは1000通/月まで無料ですので、始めやすいかと思います。
一つずつ作っていきましょう。