カウンセリングだけでは中々解決につながらない…
当協会では社会的な課題を解決できる仕組みを構築したいと考えております。
当協会の代表理事でもある高梨子が、2018年の個人事業開業当初からずっと活動のテーマにしていた課題が以下3つです。
1)自殺・うつ病患者の増加
2)子育て世帯・ひとり親世帯の貧困問題
3)現医療・社会保障制度による弊害
私が起業した理由も、1歳の子を育てながら残業続きになってしまい、過労や栄養状態の悪化など複合的な要因で抑うつ状態になってしまったことでした。
さらにはうつ症状のため無気力、断っていられないほどにもなりネグレクト(育児放棄という虐待)のような状態で子育てがまともにできなかったのです。
ですが、お金がないから働き方を変えられない。休めない。相談してもどうにもならない。などいろんなことで悩んだ結果、辞めずに休職したりました。
私のように根本的にお金の問題で生活を変えられないという人も多く、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を取得して、なんとか働くママの負担を軽くしていきたい!と思ったからこそ、お金の面から健康になれるようアプローチしてきました。
ただ、お金のアプローチだけでは限界もあり、これから新設する「リカバリーナースRoom」のもとになる、カウンセリングやセッション、潜在意識の書き換え技術を学んできました。
さらに元々学んでいたこと、プラスして自分で勉強したことなども合わせて、より悩みの深い人の問題解決もできるようになったのです。
今回は自殺やうつ傾向など精神疾患について中心に、今の社会が抱える問題と、リカバリーセラピストがどう解決していけるのか、お伝えしていきたいと思います。
うつ傾向・精神疾患を抱える患者は急増している
厚生労働省の令和2年「労働安全衛生調査」によると、仕事・職業生活の中で強い不安やストレスを感じている労働者の割合は54.2%とデータもあり、約半数の人が何らかの不調を抱えている状態であることがわかっています。
また、実際の精神疾患を有する総患者数はH29年からR2年で著しく増えており、419万人から614万人に増加。メンタルヘルスケアの重要性はさらに高まっています。
しかし、実際にストレスチェックを導入している企業は多いものの、その後のフォロー体制が整っていないという課題がある。また、NTTデータ経営研究所の調査によると、ストレス対策に対して社員も期待していないと回答している人が約7割に上る。
若者の自殺が世界的に見ても深刻である
また、コロナウイルス感染症の影響により自殺者数は増えており、15~39歳と比較的若い層では死因の1位が自殺であり、若い層ほどその割合も多い。日本は国際的に見ても自殺者の割合が多く、死因の1を占めているのはG7では日本だけであり、深刻な状況である。
精神科やカウンセリングの限界
精神科や心療内科のカウンセリングや心理カウンセラーなどに相談しても、根本解決につながらず症状改善に至らないケースや、再発を繰り返すケースが非常に多いのはご存じでしょうか。
そもそも、日本では精神疾患に関する偏見も強く、カウンセリング自体も中々ふきゅうしておりません。実は病気に対して理解のある看護師ですら精神疾患患者への偏見があり、対応が悪い人も一定数いました。
今の日本の課題は、「悪くなったら治療しに行く」という考え方にあると思っています。
欧米では、カウンセリングは「心の調子を整えるため」という認識で、一般的に心理療法が活用されており、民間保険会社の多くは心理療法をカバーする商品も取り扱っているくらい、認識が異なるのです。
予防的にかかわるのか、悪化した状態で行くのかではそもそもできることが違いますよね。
そしてその先の結果も変わってきます。
精神的に問題を抱えていないという方が、質の良いカウンセリングをすることにより、さらにクライアントの可能性を引き出していくことができます。そうすると今まで大きな壁だと思っていたことは小さな壁で、ラクラク超えていけるのです。
日本人と欧米人の違い
さらに、問題なのが、欧米発祥のカウンセリング技術では、そもそも遺伝子の構造が異なる日本人には合わないということ。一部の日本人にしか合わないのです。それはなぜでしょうか?
そもそも、日本人の遺伝子と欧米人の遺伝子は異なり、セロトニントランスポーターといって神経伝達物質の種類(S型×L型)の組み合わせが考え方にも影響を与えます。
SSタイプ→ネガティブ遺伝子
セロトニン不足・ネガティブ・ストレスの影響受けやすい。
生育環境に影響を受けやすい
LLタイプ→ポジティブ遺伝子
セロトニン多量・前向き・ストレスが大きくても精神安定。
生育環境に影響受けにくい
SLタイプ→中間タイプ
日本人
SSタイプ:70%(2/3人)
SLタイプ:27%(1/3人)
LLタイプ:3%(3/100人)
欧米人
SSタイプ:20%(1/5人)
SLタイプ:50%(1/2人)
LLタイプ:30%(1/3人)
ポジティブ遺伝子のL型を持つ人が多いのは アフリカ>アメリカ>アジア
ネガティブ遺伝子のS型を持つ人が多い国は、1位が日本。アジア>欧米>アフリカ
アジア人の中でも特別、日本はネガティブ遺伝子が多い人種であることがわかります。
つまり、欧米人と同じようなことをしていても、効果が出にくいばかりか、真逆の状況になってしまう可能性まであるのです。
例えば、アファメーション。「○○できる!」と自己暗示をかけようと思っても、「でも…」「私には…」「どうせ…」などとネガティブ要素が出てきやすく、うまくイメージが出来ないのです。これはこのセロトニントランスポーターの影響を受けているからなんです。
日本人がより効果的に、夢を実現するにはこの「でも…」「だって…」「どうせ…」の解消が必要なんです。それはアファメーションでも、カウンセリングだけでも根本解決にはなりません。
ネガティブをポジティブに変換する前にまずはフラットにする
日本人へのアプローチで最も有効なのは、ネガティブをポジティブに無理やり変換しようとすることではなく、その観念(思い込み)に気が付くことです。
いったん腹落ちさせたり、自分の考えを受け入れるなどできることが大事で、その観念(思い込み)の部分を変えていくことで、いったんフラットになります。
原点回帰でしょうか。リカバリーセラピストも、いったんゼロに戻す、回復する、そんな意味合いから取りました。
なんの思い込みもなく事実を受け入れることができると、苦しさはなくなり、初めてポジティブなことを鮮明にイメージできるようになります。
実際にセッションをすることで
私の方でセッションをさせていただくと内服せずとも、何十年も抱えてきた不安や恐怖心など悩みが解決し、社会復帰できた方や内服を減らせた方も多く、リピーターになる方も多いです。
たった1回のセッションでも、特定の人に対する強い憎しみ・怒りが消えることや、対人関係の恐怖心から1日1時間しか仕事が出来なかった状態が、突然10時間仕事が出来るようになった、など変化がある方もいらっしゃいます。
今まで難しいと思っていたこと、諦めていたことがかんたんにクリアされていくんですよね。
顕在意識下だけではなく潜在意識をしっかりとヒアリングし、思い込みから起こっている現象を受け止めることができると根本からケアすることが可能でです。
日本の課題としては
①特別病気と認識していない、精神的につらいと思っていない潜在的な層にも、気軽に、定期的にセッションやカウンセリングが受けられるよう普及させていくこと。
そして
②一般的なカウンセリングで根本解決につながらないという大前提を崩していく。ここの役割を当協会でになっていきたいと考えています。
そのためには小さな波紋をまずは起こすことが大切です。そのため志のある、愛のあるセラピストをしっかり増やしていこうと思っています。セラピストも悩むことが多い。そこも、この協会に戻ってくればいつでも仲間とサポートしあえる。進めない問題はみんなで学んで成長していく。そんな環境を用意していきます。
今日、お伝えした社会問題を解決したい方。
対人支援に限界を感じていた方。
もっと上がっていきたいと思っている方はぜひ、一緒に学んでいきましょう。
詳細ページがまだ完成していないので、作成出来たらご案内させていただきます。
当協会では、目の前のたった一人のに寄り添い、より良い生活を送れるよう
人生の伴走者を増やしていきたいと考えております。
ただ、そんな支援者も悩みが尽きない一人の人です。
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人々の健康に対し、根本改善を目指した看護師やセラピスト、支援者がつぶれてしまうなんてことにならないよう、「やってみたい」という想いをカタチにするため
心の在り方、お金と起業について学ぶコミュニティーをつくっています。
・お金のことを学びたい
・相談業やセラピストなどで人と関わるお仕事をしていきたい
・起業したいけどお金のことが不安
・シングルマザー支援に携わりたい
・もっとお客様の問題を根本から解決したい
当協会のサービスで学べることがあるかもしれません。