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貯金ができない!
予想外の出費で毎月の収支が大きく変動する(今月は出費がかさんだ・・・)
とりあえず、支払いに自信がないときはボーナス払い・分割払いにする・・・
こんな悩みを抱えている方のほとんどが
家計が整理できていないことが多いです。
こうなってくると、
日々やりくりするのが嫌になって
家計もぐちゃぐちゃになっていたり、
さらには現実逃避してしまいがちです。
でも、お金の支払先、置き場所を
それぞれを、きちっとあるべきところに入れてあげることで
スッキリ整理されてきます。
家計の基本的な構成図
(執筆者作成)
毎月入ってくるお金や年間の給料があまり変動のない家庭でしたら
基本的なお金の分け方は上記の図のようになります。
貯金や固定費、生活流動費、特別支出の割合などは
それぞれのご家庭によって変ってくるので、
どの家庭も上記のような図の配分になるわけではありません。
例えば、このように様々なパターンがあります。
(執筆者作成)
どのパターンにしても、
お金の使い道をしっかり分けることが
お金の流れをスムーズにするコツになります。
ここがしっかり分けることができれば
家計簿はいらないのです。
そして、貯金もしっかりできるようになります。
お金の置き場所も用途によって分ける
もう一つの家計がぐちゃぐちゃになりやすい原因は
貯金と支払いの口座が一緒になっていることです。
まず、貯金と支払いが一緒になってしまうと、
貯金している分のお金も「使っていいお金」だと、
脳が無意識のうちに間違って認識してしまうのです。
自分では分けているつもりでも、
まだこれだけ余裕があるから・・・とちょっとしたときに
使ってしまう危険性も高くなります。
口座が分かれていると、
困ったときにも、使う前にブレーキがかかりやすくなります。
そして、さらに細かく見てみると
固定費と変動費が混ざっていると
家計は渋滞してしまいます。
固定費は毎月決まった金額なのに、
流動費が入ってしまうことで、
毎月支払うお金が変動してしまうので
ハラハラしてしまうのです。
口座とクレジットカードを連動させる
口座だけじゃなく、クレジットカードの使い方も一緒です。
クレジットカードは使った分だけ
ポイントやマイレージなどが貯まったりするので
使えば使うほどお得ですし、
現金を持ち歩かなくても良いので
ついつい何でもクレジットカードで支払いをしてしまいがちです。
特にネットでお買い物をする機会も増えているので
そういったときはクレジットカード払いになりますよね。
クレジットカードは買った日と、決済日が違うため
いつ引き落としになるのかわからないという不安があります。
口座と一緒に、クレジットカードの引き落とし先も
それぞれ連動させてあげることで
その口座にそれぞれ必要な金額を振り込んでおけばいいので
毎月ハラハラしなくてすみます。
最低限、連動させるのは
固定費、特別支出です。
日用品や食品などもカード利用しているなら
生活流動費も連動させた方がいいでしょう。
ただし、カードを使いすぎてしまう傾向のある人は
生活流動費は現金払いの方が
使った金額が見えやすいため、
お給料が入った後や、口座仕分けをした後など
1カ月分の現金を引き出しておいて、
現金のみで生活した方がいいでしょう。
貯金をしっかりしたいのであれば、
この辺は自分のお金の使い方と向き合うべきところです。
口座も振り分けると面倒くさいと思われがちですが、
決まった日にちに、自動的に口座間のお金の移動ができるシステムもあるので、
そのような方法を試してみましょう。
銀行によっては手数料が無料のところもありますので
調べてみてくださいね(*^-^*)
実際に家計を整理して見ると
(執筆者作成)
家計のシンプルな表に当てはめて考えていくと
月単位で見ても、年単位で見ても
貯金するべきお金をよけておき、
固定費を計算して取り分けます。
そして残った分で流動費として使えば良いのです。
10万円で、生活流動費が回せれば
ボーナスは自由に使うことができますね。
月々で使えるお金が少なければ
ボーナスの分から取り崩せば良いですし、
貯金するお金を、ボーナスからよけておけば、
日々使える生活流動費の金額も多くなります。
(執筆者作成)
生活流動費と特別支出の仕分けのお話は
【家計がぐちゃぐちゃになりやすい原因と、家計の整理】を参照してくださいね(*^-^*)
このように図にしてみると
家計のバランス、使い道がハッキリしてくるので
ぜひ、一度出費を書き出してみてくださいね。
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