2019年は看護師FPとして独立した年でもあるのですが、私が1番迷走していた時期でした。ただ、現状をしっかり分析したからこそ、収益化できるようにもなりました。

 

その時はTwitter、Instagram、Facebook、YouTube、TopBUZZ、アメブロ、ホームページ、企業サイトでの執筆と、かなり露出はしていました。

 

そして、マネーセミナーも毎月2~4回くらいやってきました。地元の子育て支援センターや教育委員会のサポートをいただきながら7か月連続開催なども。
それにプラスして200人規模の集客となるイベントの企画運営、広報担当を2件、小さなイベントや夏祭り企画、さらにはクラウドファンディングなどあらゆる活動をしていたのです。

 

こんなにいろいろ活動していた結果、収益につながることがありませんでした

幸い、私は大幅に家計を見直しし、さらに税金や保育料などの固定費もかからなくなったことで、生活費が少なく済んだため、乗り過ごすことができました。ただ、このままでは継続することは難しい、看護師に戻らなきゃいけないのか…なんて弱気になることが多かったです。

 

それでも、自分が発信してきたことや、自分の過去の経験が誰かの励みになっているという実感が持てたのもあり、負けたくはなかったんですよね。

 

 

思い切って舵を切りなおした

実は私はシングルマザー向けにサービス展開する予定はありませんでした。というのも、周りのコンサルタントなどから、「シングルマザーはお金がないから相談料を取るのは難しい。」とずっと言われてきました。しかし、私のコラムなどで反応がいいものはシングルマザー向けのものだったのです。児童扶養手当の記事は特に、長い間私のホームページのアクセストップをキープしています。

 

シングルマザーの集客はできるけど、シングルマザー向けのサービスが何一つないことで、大きなズレがあったのをずっと見て見ぬふりをしてきたのです。

こんなに集客できるならサービス展開したほうがいいのではないかと、計画を練り直したのが2019年の年末でした。年末年始からInstagramを離婚・シングルマザーの内容にしたところ、一気に閲覧数も増え、さらには投稿の保存件数がみるみる増えていきました。

保存件数が増えているということは、参考になったと感じている人が多いという指標にもなるので、この道でやっていこうと決意したのです。

 

結果的に、メルマガやLINEの登録者数も増え、セミナーや相談の募集などすると、毎回成約できるようになり、収入としても結果が表れるようになりました。

 

 

徹底的に現状と向き合った

起業してからというものの、私はとにかく何でも実践してきました。周りの人からはこれだけのことを、小さい子ども2人を一人で育てながらやっているのはすごいと言われることもよくありましたが、それは私に目指すものがあったからなんです。

人に頼ることができない性格が功を奏しました。自分で何でも調べて、自分でやるので、器用貧乏とも言いますが、自分でできることがどんどん増えていきました。

でもそれが、じつは周りの人が苦手としていることばかりだったのです。

 

自分が考える得意・不得意と、他人から見る得意・不得意は違うんですよね。そこは発信を通してわかるようになってきたからこそ、ビジネス構築の部分でコンサルができるようにもなりました。

 

高梨子の得意

・ITツールを活用しての導線づくり
・届けたい人の心に届くライティングスキル
・集客
・論理的思考
・事業計画の作成

私はずっと機械オンチだと思って30年以上生きてきました。機械の操作は苦手なのですが、効率化を図るための業務改善は得意で、そのためにITツールを活用することは得意だったようです。看護師の時も業務改善が一番好きでした。

ラクをするためには仕組み化が必要です。

SNSやIT環境の複雑化でより悩みやすく、ビジネスの仕組み化も必要となってきました。ここの構築はとても時間がかかります。自分のビジネスをよく見せるためにキラキラした投稿や、簡単にできるとPRする人もいますが、蓋を開ければこの基本的な部分の構築で手間取っている人が多いのが現状です。

コツコツ、一つずつこなすしかないのですが、先が見えない状態に心が折れてしまいがちです。そして何よりも、目先の収入を求めてしまい、簡単に稼げそうなことに切り替えてうまくいかず…を繰り返しているケースが非常に多いです。

 

 

二つの収益化モデル

ビジネスモデルを考えたときに狩猟型(フロービジネス)と農耕型(ストックビジネス)の2パターンあることを考えなくてはなりません。看護師のように仕事に行けば収入がもらえるのは狩猟型です。働いている限り収入は安定的に入ってきますが、働けなくなった時が問題です。働き続けるためには身体、時間が必要です。

 

子育てや介護との両立を考えたとき、そこに費やさなければならない時間が増えるため、どうしても同じように働き続けることは厳しくなります。自分の時間を削るか、働く時間を削るかの選択を迫られますよね。

自分の時間を削れば、収入は維持できますが身体の負担が大きくなります。

働く時間を削れば身体の負担は減りますが、収入が減り生活水準が落ちてしまいます。

 

そして何よりも、全体的な収入はなかなか増やすことが難しい働き方でもあります。働ける時間には限界があるので、仕事単価を上げないことには収入は増やせません。

 

狩猟型のビジネスモデルと違い、農耕型のビジネスモデルは実りまでに時間がかかります。畑を耕し、種をまき、水をやったり草を取ったり、いろいろ手をかけながら一気に収穫となりますね。

手間暇をかけた分だけ収入は大きくなるのがこのビジネスの特徴で、例えば自動販売機や定期課金タイプのもの、YouTuber・アフィリエイトなどの広告収入、不動産の家賃収入などもこのビジネスモデルです。

コンサルタントや講師も自分のコンテンツを持っていればいくつも使いまわすことができ、提供方法も工夫していけばコンテンツが増えるほど収入源が増えていくこととなります。

 

サービス提供の仕組み化ができるほど、自分の働く時間を減らしていくことができます。そして学びの時間や新しいビジネスモデルの構築の時間にあてていくことで、さらに収入を増やしていけるのです。

 

 

仕組み化を目指しながら

ビジネスを継続させるためには、仕組み化を目指しながら進めていくことが必要となります。目先の収入ばかりを追ってしまうといつまでたっても収入は変わらないので、最低限の収入を確保しつつ、時間や体力を少しずつ生み出して、収益化できる部分への時間を少しずつ投資していきましょう。

 

ここは時間がかかるからこそ、心が折れやすいです。途中で断念してサラリーマンに戻ってしまう人も多くいます。ダイエットも一人だとなかなか続かないという人もいますよね。私は白湯を飲み続けることさえ、一人では続けられませんでした。報告するためという目的もあったからこそ、1か月2か月と継続できました。

ビジネスもパーソナルトレーナーのようにともに走り続ける人が必要だと感じています。看護師でいうとプリセプターでしょうか。当たりはずれはあるとおもいますが、あこがれる先輩と出会えた時は、看護師生活が大きく変わることもあります。

 

2019年と2020年の変化

 

2019年は収益化できないことで苦しみました。

・自分の中でのビジネスモデルの構築ができていなかった
・ターゲットと発信にズレがあった
・目先の収入への対応に追われていた
・自分のこと以上に、収益化できない部分での発信・活動が多かった

 

それでも、できていたこともあります。

・オンライン上からの集客スキル
・営業なしでも仕事の依頼が来る
・あらゆるSNSを使ってみた
・“文章を書く“ということ

 

 

2020年に意識して変えていったこと

・収益化を考えたビジネスモデルの組みなおし
・発信内容の工夫と集中
・導線づくりとリスト集め
・仕事を手放す
・資金繰り(補助金や給付金の活用)

 

できていないことだけではなく、できていることにも目を向け、客観的に自分を評価することも必要です。コロナ禍で時間をたっぷりとれたことは私のビジネスを加速させるためにはプラスとなりました。

 

一人で事業を始めるということは、収入に直接結びつかない活動も含め、一人で何でもやらなければならないという大変さもあります。ですが、それ以上に得られるものも大きいのは確かです。

 

・自己肯定感の向上
・仕事へのやりがい
・人とのご縁の拡大
・収入増の可能性
・場所を選ばない働き方
・子どもの休みや行事への柔軟な対応

 

将来の自分の生活は自分でしかデザインはできません。そこは逆算しながらできることを考え、実践していくしかないのです。どんな風に働いていきたいのか、時間を作って考えていきましょう。